野菜を育てるために必要な3大肥料は、チッソ、リンサン、カリ
野菜を育てるために必要な3大肥料は、チッソ、リンサン、カリ(カリウム)です。
●葉や茎が生育するために必要な肥料→チッソ
●花や実をつけるために必要な肥料→リンサン
●根が大きくなるために必要な肥料→カリ
市販の肥料には、チッソ、リンサン、カリを混ぜた複合肥料と、 それぞれの肥料のみの単一肥料があります。
単一肥料は、野菜の
どの部分を食べるかによって使い分ける
どの部分を食べるかによって、下記の肥料を多めに与えると良いでしょう。
●葉や茎を食べる野菜(ほうれん草・小松菜など)→チッソ
●実を食べる野菜(トマト・ナス)→リンサン
●根を食べる野菜(ジャガイモ・ニンジン)→カリ
※野菜の生育段階に応じて与える肥料の種類やタイミングに注意が必要です。
土を改良する、
苦土(マグネシウム)と石灰(カルシウム)
さらに、雨の多い日本の場合、土から流失しやすい、苦土(マグネシウム) と酸性の雨により、作物の生育に適していない酸性になってしまった土を中和する石灰(カルシウム)が必要です。 そのため苦土石灰を作物を育てる前に畑に混ぜておいて土壌改良します。
堆肥や苦土石灰は、土になじむのに時間がかかるので種まきや植えつけの2~3週間前に土に混ぜておきます。