大谷石を使った移動式石窯を組み立てる
9月末に「日高青少年自然の家」で、 ダッチオーブン料理の講師を頼まれたときに、 せっかくなので石窯料理も披露することにしました。
私はダッチオーブン料理に専念し、友人の中川さんと小野さんにご協力をいただき、 移動式の石窯を組み立てて、鶏の丸焼きやピザなどをつくってもらいました。
ちなみにこの石窯は、知り合いから1万円でレンタルしてきたものですが、大谷石 (おおやいし)という石を切り出したものです。
今回は、中川さんの会社のユニック車で運んでもらいました。
この石は、いわゆる「軽石」の仲間らしく、内部に気泡がたくさんあり、断熱性に優れた石です。 通常この大きさの石を人間が持ち上げることなどできませんが、この大谷石は、大人2名で持ち上げることができます。
まず、適度な高さになるように、写真のようなカゴなどを土台にして、 その上に大谷石を4本並べます。
それから、側面を立ち上げていき、天井に大谷石を並べていきます。
大きな積み木のようなものですね!
軽いといっても重いです。
中川さん、小野さん、お疲れ様でした!
こんな感じで、組み立て完了!
中に薪を入れて、火をつけます。
空気の流れがスムーズでないとなかなかきちんと燃えないことがあります。
中川さんのお嬢さんのまゆちゃんです。
中川さんと知り合った頃はまだ生まれていませんでしたが、月日の経つのを感じてしまいます。
いろいろとお手伝いをしてくれていました。
どうもありがとう!
火加減の管理は、小野さんにお任せです。
いい感じに燃えてきました。
今回は大きなものを焼くので、手前の石が邪魔になることに気付きました。
急遽、コンクリートブロックを買ってきて、差し替えました。
1時間以上焼いて、石窯の内部に熱を蓄積させます。
蓄熱したら、ふたをして、熱が逃げないようにします。
ちなみに、内部ではガンガン火が燃えていますが、石窯の外側に触っても全然熱くありません。 「大谷石」は、すごい石です!
(次回は、この石窯で鶏の丸焼きの紹介です)