ウッドデッキの補修方法
自宅を新築したのが1999年夏、あれから9年が経とうとしています。
自宅の新築時に自分で作ったウッドデッキが、今はこんな状態になりました。
屋根からの雨だれが落ちる部分の木がスカスカになって腐っています。
さらに、数ヶ所の木が少し腐ってきて、足で踏むと動くのです。
一番ひどいのが、雨だれの落ちるこの木です。
足で踏むと壊れてしまいました。
ああ無残!!!
他もチャックしてみると・・・・。
この木も中が腐ってきています。
合計3本の木を取り替えることにしました。
それぞれの木の長さを計り紙にメモします。
ホームセンターから、2×4材を買ってきました。
計った長さに印をつけます。
みなさん差し金を活用していますか?
DIYの基本ですよね!
3本ともカットする部分に線を引きました。
後は、ウッドデッキの端にカットする部分を飛び出させて、電動丸ノコで切ります。
適切な長さにカットしたら、次は、塗装です。
3回重ね塗りが基本です。
ハケは、数百円で売っています。100円ショップなどで売られているものでもいいのですが、 塗りつらいものがあるので注意して選んでください。
サドリンという塗料が一番良いのですが、値段が高いので、最近はアサヒペンのウッドガードを使用しています。
空ける直前に、缶を逆さにして良く振り、顔料と溶剤を混ぜます。
実は、妻の親戚が塗装会社を経営していまして、教えてもらったのですが、 木の棒にタオルの切れ端をくくりつけて塗料を混ぜるといいそうです。
塗料は、しばらくすると、顔料が沈殿してくるので、時々混ぜる必要があるそうなのです。
今回は、3本なのでこれくらいの量でOKでしょう。
手には、使い捨てのゴム手袋をすると良いと思います。
ドラッグストアで100枚入りで800円くらいで売っていました。
さて、「あまりこの匂いを嗅んだらダメだよ」と言ったら、鼻をつまみながら4歳の娘が塗り始めました。
はじめてにしては、なかなか上手です!
難しいところは、パパの出番!
塗り忘れがないように手早く塗ります。
写真のように、木の切れ端の上に乗せて、面を変えながら塗ります。
娘は、本当に上手にたくさん塗ってくれました。
もうすぐ7歳になる息子は、もっぱらカメラマンとしてこの写真を撮り続けてくれています。
二人とも将来は、どうなるのでしょう!?
コグチには、たっぷり塗料を染み込ませましょう!
乾いたら、また塗って、3回重ね塗りします。
こうすることで、木の寿命が延びます。
1時間もあれば、だいたい乾燥してきます。
手に付かないくらいに乾いてから次の作業に進みます。
腐った木を取り除きます。
先ずは、木ネジを電動ドライバーで外して行きます。
バールで持ち上げて取り出します。
この木は、本当にボロボロに腐っていました。こうなると間違って乗っかったときに危険ですので、 みなさんも怪しいと感じたら早めに修繕をしましょうね。
近所の子供も手伝いに来てくれました。
腐った木を持ってハイポーズ!
他の木は、まだまだ大丈夫なようです。土台の木も9年前とあまり変わらない感じで、少なくともあと10年は大丈夫でしょう。
腐っていた3本の木を取ったところです。
ここに、新しい木をはめ込みます。
木ネジを打つ前に、ドリルで穴を開けておくと、割れを防止することができます。特に、木の端の場合は、ひび割れがおきやすいので、 面倒でもやっておきましょう。
こんな感じであけていきます。
その後、木ネジを打って、再度、その上から塗装します。
そうすると、木ネジと木の隙間に塗装皮膜ができて、雨水が浸入しなくなり、腐りにくくなります。
同じ色の塗料なのですが、全然違う色になってしましました。
気になる方は、同種類の濃い色の塗料を混ぜて、調合してください。
2年に1回は、全面再塗装した方が長持ちすると思います。
長く使えるように定期的なメンテナンスをしておきましょうね。