カーポート製作編 6 「ガレージの床にコンクリートを打つための準備」
さて、自宅を新築している関係で、屋根とドアとシャッターは、 業者に格安でお願いすることができたので、今回はお任せすることにしまして、 愛車のアメリカンバイクを収納するこじんまりとしたガレージの床に、 コンクリートを打つことにしました。
実は、大学時代に1年間ニュージーランドに留学していたのですが、ホームステイしていた家には、車2台分のガレージがあって片方には、 ヨットがしまわれていました。
そこの床がコンクリート敷きだったんですが、いろいろ作業するのに勝手が良く、 自分も将来こんなガレージが欲しいと思ったものです。
予算と日本の固定資産税の関係で、車を入れるガレージは、 カーポートに変更になりましたが、バイクは、雨風にさらしたくないのと、盗難の被害に遭わないように、 小さなガレージを作ることになったのです。
後々、小さいながらもガレージを作っておいたことを、良かったと思うと同時に、 この倍くらいの大きさがあれば、冬も大工仕事が出来たのにとの後悔があります。
さて、まず、私の住む北海道の十勝は、冬は、マイナス30度近くまで気温が下がる土地なので、 地面が地下1メートルくらいまで凍ってしまい、地下の水分が凍って体積が大きくなるため、地面が盛り上がります。
ですので、コンクリートを打つ場合も、基礎杭を埋める場合も、 煉瓦を敷く場合も、全て対策が必要です。
土を60cm以上掘り、砕石などと入れ替え水はけの良い土壌にしなければなりません。
この作業を自分でするのは、とても大変です。
でも、家を建てるときに同時にやれば、ほぼ無料でやってもらえます。
家の基礎工事の時に、パワーショベルで、ちょっと多めに掘ってもらい、砕石を埋めてもらうのです。
我が家のガレージもそんなことで、重労働の部分は、回避できました。
知り合いのツテで、鉄筋を購入しました。
丸ノコの歯を鉄筋を切断するものに取り替え、必要な長さにカットします。 凄い火花が出ますので火傷に注意です!!
それを、写真のような間隔でおきます。
それを針金で結束していきます。
妻も手伝ってくれました!
結束し終わったら、地面から浮かせるために、切れ端の煉瓦などを何ヶ所か下に入れます。
上の写真で、分かりましでしょか?
ここまでできたら、後は、コンクリートを流すだけです。