カーポート製作編 3 「大工さんの技を盗め!~柱を立ち上げる」
↑↑↑ これが、カーポートが出来る前の状態です。
さて、いよいよ、大工さんが手伝ってくれて、 カーポートを作る日がやってきました!
その日は、朝からとってもいい天気。完成間近の我が家の前で待っていると、 何と大きなトラックに既にカットされたツーバイ材を積んで、 3名の大工さん達が到着しました。
建築会社のミスのお詫びに、無料でカーポート作りを手伝ってくれることになったのですが、 大工さん達も忙しいので、今日1日で仕上げてしまうらしいのです。
自宅の立ち上げを見ていて気付いたんですが、2×4建築は、工場でカットして、 各面のパーツを組み上げたものを現場に持ってきて接合するようなやりかたでした。
カーポートは、簡単なものなので、カットだけしてきて、ここで組み上げるようです。
ちなみに、私は、アメリカンバイクも所有していまして、 雨風にさらされないガレージも欲しかったので、 小さなガレージ付きで、車2台分の背の高いカーポートを製作します。
この日は平日でしたので、私は、会社を休みました。近くに住む、妻の父も手伝いに来てもらいました。
こうして、5人で作業がはじまりました。
基礎工事のときに、あらかじめ埋めておいてもらった、 基礎のコンクリートの地杭に橋渡しするかのように、 防腐処理がされた4×4の柱材が、架けられ、次に2×4と4×4で、 側面のパーツが地面で接合され、それを起こして、先ほどのベースになる4×4に打ち付けて行きます。
あっという間に、それらしい形が出来てきました。
柱が全て立ち、屋根の部分を作り始める前に、水平器で、柱の垂直を調整しました。 少し歪んでいたので、大工さんが力ずくでグイッと柱を押すと水平になりました。
その状態を維持するため、柱同士に、長い木の板を釘で仮止めして、歪まないようにしてから、屋根の作業となりました。
(上の写真で、斜めに付いている木が仮止めのものです)