白樺樹液の採取に挑戦!~白樺樹液しゃぶしゃぶがうまい!!!
白樺樹液を採取して、それでしゃぶしゃぶをやろうという企画です。
北海道・十勝では、白樺が新芽を出す4月の約1ヶ月間だけ、白樺樹液を採取することができます。
白樺樹液は、北欧、ロシア、韓国、中国などの諸外国で、古来より漢方薬や健康飲料として愛飲しているほどの素晴らしいものなのです。
まず、ホームセンターに行って、細めのビニールホースとそのホースに入る、プラスチックのホース連結器具、 その連結器具の外径と同じサイズの木工用ドリルの歯を購入します。
1.5リットルサイズの大きな空のペットボトルとフリージングパック、輪ゴムを用意します。
今回は、2本作っています。
白樺樹液をなるべく外気に触れないように衛生的に採取するためにホースとペットボトルの接合部分にフリージングパックの底に穴を開けて、 輪ゴムで固定します。
空気の逃げ道がないと、樹液がペットボトルにたまりませんので、完全に密封しないで、少しだけ空気の逃げ道を空けておきます。
こんな感じでOKです。
ホースの長さは、40~50cmくらいにしておき、先に連結器具を差し込みます。
この部分を木の穴に差し込むのです。
電動ドリルの歯をセットします。
これで準備完了!
近所の川岸に向かいます。
4月だというのに突然の大雪でした。
数日前までは、見事に春うららだったのですが・・・。
それでも、白樺は、春を感じて樹液を出してくれることでしょう。
この札内川は、日本一の清流に何度も選ばれている、きれいな川です。
ここの川岸の白樺樹液なら、土壌の汚染も少ないだろうと、この林の中で白樺の木を探しました。
土手を降りると、白樺の木を発見!
良さそうな太さの木を2本見つけました。
まずは、この木から採取させていただきます。
根元から50cmくらいの高さの場所にドリルで3cmほどの深さの穴を開けます。
きれいな耳掻きなどで、穴の中の木くずを取り除きます。
ホースの先の連結器具を穴に差し込みます。
ポットボトルを紐などで、木にくくりつけて完了!
早速、樹液がホースの中を流れていくのが見えます。
気温が低かったからか、1本当たり、上の写真くらいしか採れませんでしたが、2本分で何とかしゃぶしゃぶをやる量は確保できました。
ちなみに、朝にセットして、夕方まででこの量が採取できました。
我が家でしゃぶしゃぶというと、この「もち豚」の肩ロースです。
もちもちとした食感と甘みと旨みが最高の豚肉です。
これを食べると牛肉のしゃぶしゃぶは、いりません。
これを、白樺樹液で、しゃぶしゃぶしていただきました。
白樺樹液のかすかな甘みが加わり、いつもよりも美味しいしゃぶしゃぶとなりましたよ!
北海道以外の方は、難しいかもしれませんが、チャンスがあればぜひトライしてみてくださいね。