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トピック


作業台にもなるロータイプ広々ウッドデッキ製作 1

この写真は、前回も出てきましたが、この右側の部分にウッドデッキを設置します。

良く見ると分かりますが、コンクリート製の基礎石の頭が少しだけ出ているのが分かると思います。

これは、自宅(右)の基礎をやる時に、業者に頼んでやってもらったものです。彼らは、 パワーショベルであっという間に掘ってしまいますが、もし我々が自分でやるとしたら、1個の穴を掘って水平を取ってやるのに、2時間は、 かかります。(この地方の凍結深度が70~90cmくらいなので1m以上掘らなくてはならないからです)

便乗できることがあれば、積極的に利用しましょう。その場合、ほとんど大きな費用がかかりませんので。でも、これだけを依頼すると、 とんでもなく費用がかかったりします。

細かく写真を撮る余裕がなくて、工程が飛びますが、まずは、床の梁を2×10で作ります。

大きすぎるので横幅を180cmくらいで、4つに分けて作ります。

上から見ると、立てた2×10で、四角を作り、その間に60cmくらいの間隔になるように補強の2×10を入れます。

ちなみに、全てのツーバイ材は、組み立て前に、 ウッドガードやサドリンで2~3度塗りをしておきます。これをしないと、数年で腐ってきちゃいますよ!

下の写真の手前に、塗装後乾かしているのが見えますよね。これは、床に敷き詰めるための2×4です。

コンクリート基礎石の上に、防腐加工した4×4を、好みの高さになるように切断して立ち上げます。 我が家の基礎石は、ネジ穴がついた金属のプレートが飛び出しているタイプなので、 木ネジで固定していきます。

下の写真のように、4×4の上半分くらいは、1/2にカットして、床下パーツが引っかかってのっかるようにします。

4個の床下のパーツを、そこにのせてから、各パーツの接触面を木ネジで留めていき、合体させます。

大きなものでも、扱いやすい大きさのパーツに分けて作っていけば、何も恐れることはありません。

ちなみに、この高さは、低いと思われるかもしれませんが、ベンチ代わりにもなるように、考えた高さです。

作業台にもなるロータイプ広々ウッドデッキ製作 2

床下の梁ができたら、あとは、地道に、塗装した2×4を木ネジで付けていきます。

注意することは2つ!

1. 左右のつなぎ目は、交互に!

  同じ端から2×4の板を付けていくと、いつも同じ場所につなぎ目がきてしまうので、右と左の交互からつけていく。そうすると、 見た目が良くなります。

2. 左右の板には、等間隔の隙間をあける!

  2×4は、歪んだり捻じ曲がったりしているものが結構あります。だから、まっすぐに張り付けるのが難しいです。 雨や埃が落ちるように5mmくらいの隙間をあけるのが良いのですが、なかなか揃いません。そんな時に私が考えた方法は、 5mm厚のベニヤ板の切れ端をはさんで、均等な幅の隙間に合わせながら木ネジを打つことです。こうすると見事に均一に板が並びます。

完成です。この状態で、さらに塗装すると良いそうです。

殺風景ですが、ベンチ代わりにもなりますし、多目的に使えると思います。子供が小さいうちは、このくらいの高さの方が安心ですね。

この高さなら、手すりがいらないので、ステージのようにもつかえます。

これが、大工さんに手伝ってもらわないで、自分ひとりだけの力で作った最初の作品です。なかなか上手く行ったと思います。

ウッドデッキと芝生、枕木のアプローチがお気に入りです。

これから、花壇の整備もしていきます!

枕木を2本並べたアプローチは、なかなか趣があるでしょう!?

ウッドデッキに最適な高耐久、塗装無しのメンテナンスフリー木材のご紹介

私は、ウッドデッキツーバイ材で作りましたが、そのメリットとデメリットをご紹介します。

先ずメリットですが、価格が安い!
これに尽きます。

デメリットは、耐久性が低いことです。
そのため、2年に1回は、ウッドガードなどで再塗装しなくてはなりません。
しかも、中途半端に剥がれた古い塗装を残すと剥がれやすくなるので、
電動サンドで、ある程度取り除かなくてはならなく、手間がかかります。

製作後7年で、雨だれが落ちてくる部分の板は、中が腐って取り替えなくてはならなくなりました。

もしも、予算がありましたら、下記にご紹介する耐久性の高い木材を使用されると良いでしょう。

但し、マメなDIYerなら、ツーバイ材でも付き合っていけると思います。




アマゾンウリン材

アマゾンウリン材


アマゾンウリンは南米を原産としてデッキ材、外壁、 高級家具材として
日本だけでなく 世界各地で使用されています。 

耐久性に優れ、仕上がりの美しさをも併せ持つ高耐久性デッキ材です。
本家(インドネシア産)のウリンよりも堅く、樹液も出にくい。
これぞ『アイアンウッド』 といった木材です!


こちらからご購入いただけます!

 

 

サイプレス材(豪州ひのき)

サイプレス材(豪州ひのき)


世界一、白アリに強いと言われている高耐久性ウッドデッキ材
節がきれいで、木(もく)らしい木(もく)です。
肌触り、香りがとても素晴らしく。加工性も良くお値段もお手頃。
抜群のコストパフォーマンスで、ウッドデッキ作製には最適の木材です!
 

こちらからご購入いただけます!

 


ウリン材

ウリン材


公共事業等で多数使われている、知名度・実績抜群のウッドデッキ材
コストパフォーマンスも高く、おすすめのウッドデッキ材です。
 

こちらからご購入いただけます!

 


イペ材

イペ材


ハードウッドデッキ材のカリスマ!
横浜大桟橋、海ほたるを始め、多数の港湾、岸壁に使用されている高耐久性ハードウッドデッキ材

こちらからご購入いただけます!

 

 

セランガンバツー材

セランガンバツー材

セランガンバツーは、 東京トリトンスクエアー、 東京駅、PCPビル1Fアプローチ(コーヒーショップ)、 西新井スバルショールーム等の日本の公共事業、 競馬場などにも多く使用されている安心、実績のある木材です。

こちらからご購入いただけます!

 
 


イタウバ 

イタウバ


木肌は、赤色に近く滑らかで、光沢があり、強靭で、衝撃にも強く、変形も少なく、
重構造材に適した材で、更に白ありにも強く、ブラジルでは耐久性はイペ以上と認識されている。
 

こちらからご購入いただけます!

 


ウエスタンレッドシダー

ウエスタンレッドシダー

日本では米杉(ベイスギ)とよばれるウエスタンレッドシダー(WRC)はカナダの木材です。
北米では、このウエスタンレッドシダー(WRC)はポピュラーで、日本でも数多くの実績があり、 安心してご使用になれるウッドデッキ材です。

ハードウッドのサイプレス(豪州ひのき)、セランガンバツー、イペ、ウリン(アイアンウッド) にない加工性が良いことと、 ウッドデッキ材として高耐久性で、 狂いが少ない、バランスが取れた材です。
 

こちらからご購入いただけます!

 


ジャトバ

ジャトバ


南米産の高耐久ハードウッド。アンデスジャラと言われるほど、きれいな赤褐色の木材です。
滑らかで光沢があり、イペと同等の耐久性を持っています。 面材として高級感あるウッドデッキが出来ますね。

こちらからご購入いただけます!

 

 

イペシャンペーン

イペシャンペーン


ブラジル産のイペシャンペーンはイペの木肌に似ているウッドデッキ材です。
米国などではイペシャンペーンとも呼ばれているほどの木材なのです。
非常に大きな樹木で30-40Mの高さ、直径は1M以上にも達する木材で、
耐久性もイタウバ、イペと同様に非常に優れています。
イペよりお安い価格で、色調、木目はイペと似ておりますので、
イペの代替品としてお勧めいたします。
 

こちらからご購入いただけます!

ウッドデッキの補修方法

ウッドデッキの補修方法

自宅を新築したのが1999年夏、あれから9年が経とうとしています。

自宅の新築時に自分で作ったウッドデッキが、今はこんな状態になりました。

屋根からの雨だれが落ちる部分の木がスカスカになって腐っています。

さらに、数ヶ所の木が少し腐ってきて、足で踏むと動くのです。

ウッドデッキの補修方法

一番ひどいのが、雨だれの落ちるこの木です。

ウッドデッキの補修方法

足で踏むと壊れてしまいました。

ウッドデッキの補修方法

ああ無残!!!

ウッドデッキの補修方法

他もチャックしてみると・・・・。

ウッドデッキの補修方法

この木も中が腐ってきています。

合計3本の木を取り替えることにしました。

長さを測る

それぞれの木の長さを計り紙にメモします。

2×4材を購入する

ホームセンターから、2×4材を買ってきました。

カットする長さに線を引く

計った長さに印をつけます。

みなさん差し金を活用していますか?

DIYの基本ですよね!

線を引いた状態

3本ともカットする部分に線を引きました。

後は、ウッドデッキの端にカットする部分を飛び出させて、電動丸ノコで切ります。

ウッドガードで塗装

適切な長さにカットしたら、次は、塗装です。

3回重ね塗りが基本です。

ウッドガードで塗装

ハケは、数百円で売っています。100円ショップなどで売られているものでもいいのですが、 塗りつらいものがあるので注意して選んでください。

ウッドガードで塗装

サドリンという塗料が一番良いのですが、値段が高いので、最近はアサヒペンのウッドガードを使用しています。

空ける直前に、缶を逆さにして良く振り、顔料と溶剤を混ぜます。

ウッドガードで塗装

実は、妻の親戚が塗装会社を経営していまして、教えてもらったのですが、 木の棒にタオルの切れ端をくくりつけて塗料を混ぜるといいそうです。

塗料は、しばらくすると、顔料が沈殿してくるので、時々混ぜる必要があるそうなのです。

ウッドガード

今回は、3本なのでこれくらいの量でOKでしょう。

手には、使い捨てのゴム手袋をすると良いと思います。

ドラッグストアで100枚入りで800円くらいで売っていました。

ウッドガードで塗装

さて、「あまりこの匂いを嗅んだらダメだよ」と言ったら、鼻をつまみながら4歳の娘が塗り始めました。

ウッドガードで塗装

はじめてにしては、なかなか上手です!

ウッドガードで塗装

難しいところは、パパの出番!

塗り忘れがないように手早く塗ります。

ウッドガードで塗装

写真のように、木の切れ端の上に乗せて、面を変えながら塗ります。

ウッドガードで塗装

娘は、本当に上手にたくさん塗ってくれました。

ウッドガードで塗装

もうすぐ7歳になる息子は、もっぱらカメラマンとしてこの写真を撮り続けてくれています。

二人とも将来は、どうなるのでしょう!?

小口もしっかりウッドガードで塗装

コグチには、たっぷり塗料を染み込ませましょう!

ウッドガードで塗装

乾いたら、また塗って、3回重ね塗りします。

こうすることで、木の寿命が延びます。

ウッドガードで塗装

1時間もあれば、だいたい乾燥してきます。

ウッドガードで塗装

手に付かないくらいに乾いてから次の作業に進みます。

古い板を取り外す

腐った木を取り除きます。

先ずは、木ネジを電動ドライバーで外して行きます。

古い板を取り外す

バールで持ち上げて取り出します。

古い板を取り外す

この木は、本当にボロボロに腐っていました。こうなると間違って乗っかったときに危険ですので、 みなさんも怪しいと感じたら早めに修繕をしましょうね。

古い板を取り外す

近所の子供も手伝いに来てくれました。

腐った木を持ってハイポーズ!

古い板を取り外す

他の木は、まだまだ大丈夫なようです。土台の木も9年前とあまり変わらない感じで、少なくともあと10年は大丈夫でしょう。

古い板を取り外す

腐っていた3本の木を取ったところです。

古い板を取り外す

ここに、新しい木をはめ込みます。

割れないように、ドリルで穴を開ける

木ネジを打つ前に、ドリルで穴を開けておくと、割れを防止することができます。特に、木の端の場合は、ひび割れがおきやすいので、 面倒でもやっておきましょう。

割れないように、ドリルで穴を開ける

こんな感じであけていきます。

新しい板を付けて再塗装

その後、木ネジを打って、再度、その上から塗装します。

そうすると、木ネジと木の隙間に塗装皮膜ができて、雨水が浸入しなくなり、腐りにくくなります。

完成

同じ色の塗料なのですが、全然違う色になってしましました。

気になる方は、同種類の濃い色の塗料を混ぜて、調合してください。

2年に1回は、全面再塗装した方が長持ちすると思います。
長く使えるように定期的なメンテナンスをしておきましょうね。


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