北海道一の大花火大会「勝毎花火大会」を車から楽しめるおすすめスポット
北海道・十勝の夏の最大のイベントといえば、間違いなく、「勝毎(かちまい)花火大会」でしょう。日本全国の花火大会でも、 5本の指に入る人気の花火大会に成長してきました。
広大な十勝川の河川敷を舞台に、2万発の花火とレーザー光線をコンピューター制御し、 音楽や炎なども絶妙にシンクロさせて壮大なエンターテインメントショーとなっています。
毎年、曜日に関係なく8月13日に開催されるので、忘れることがありません。
今年も18万人が来場したそうですが、年々増加しています。
市内近郊のホテルは、1年前から予約が埋まりだし、当日の午後には、 遥か100km以上先の富良野市辺りまで渋滞するくらいの人気です。
小さな子供たちを連れて花火大会の会場に行くことは、恐ろしいほどの人がごった返しているためにかなり大変で、危険です。
今年は、妻が足首を剥離骨折して、あまり歩けないので、車からすぐに見られる場所を探しました。
それが、花火大会の会場から数キロ東側の河川敷運動公園です。
花火の打ち上げは、午後7時半だというのに、お昼に下見に行ったときに既に、キャンピングカーをはじめ、数百台の車が陣取っており、 中には、前の晩からキャンプしている様子で、車の横にテントが立ち並んで、昼から楽しそうに焼肉を楽しんでいる姿が見受けられました。
数キロに及ぶ土手の上に車を数千台置けそうな広大な場所なのですが、出入り口が1箇所しかなく、渋滞は覚悟しなくてはなりません。
私たち家族は、仕事を早めに終えて午後5時45分に到着しました。
既に、半分以上のところまで車がぎっしりと詰まっていましたが、まだまだゆとりがあったので、土手の脇に車を止めて、 その後ろにテーブルを出して、観覧場所を設営しました。
周囲でも、車の脇で、焼肉などを楽しみながら花火の打ち上げを待つ方々が多数おりました。
我が家は、準備の時間もなかったので、ガスバーナーでお湯だけ沸かして、普段は食べないカップ麺とスーパーで買ってきたお惣菜、 ママが作ったおにぎりを食べて、花火の打ち上げを待ちました。
どん兵衛に、スーパーで買った野菜たっぷりのかき揚げをのせていただきました。
だんだん日が暮れていきます。
土手の下は、広大な芝生が広がっています。ポツポツとテントやレジャーシートを広げて花火を見る人がいましたが、ほとんどは、 車の周りで見ているといった感じでした。我が家の車を置いたすぐ近くにトイレがあったので助かりました。
地続きのこの河川敷の数キロ上流が花火大会の会場です。
歩けば、花火大会の会場に行くこともできます。
車をここに止めて会場まで歩く人も多かったようですが、我が家は、妻の怪我や子供たちには遠すぎるので、
のんびり車の側から見ることにしました。
途中、寒くなったら、子供たちは車の中で暖をとることもできて良かったです。
そうそう、真夏とはいえ十勝の夜は、涼しいです。
花火観覧には、防寒対策が必要ですよ!
いよいよ打ち上げが開始!
ちょっと花火が小さく見えますが、遮蔽物が何もないので、はっきり見ることができました。
今年は、あいにくの曇り空のため、半分から上が雲の中に入って見えにくかったのですが、すばらしい内容の花火でした!
渋滞に巻き込まれずに帰る秘訣は、終了15分前までに帰ることです。
最後のスターマインは、残念ながら見れませんが、これで、1時間以上早く帰ることができます。
あなたも、来年の8月13日は、この勝毎(かちまい)花火大会を見に来ませんか?