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2007年10月01日

豪快!うまい!の趣あふれる石焼き料理

北海道の国立日高青少年自然の家で行われた、アウトドアクッキングキャンプで、料理講師を務めさせていただきました。
そのときのサプライズ料理が、この石焼き料理です。

石焼き料理

石焼き料理とは、秋田県の男鹿の漁師の暮らしの中から生まれた、磯の香り漂う豪快な郷土料理です。
木のオケに、魚介類を入れ真っ赤に焼けた石を放り込むというもの。

ジューっと、瞬時に煮あがるために、魚介類の身が引き締まり、プリプリとした食管が楽しめます。
見た目の演出としても豪快で、そのうまさはもう絶品。

本来料理に使う石は男鹿半島でも貴少な入道崎の火成岩「金石(かないし)」を使用しますが、なかなか手に入りそうもないので、今回は、 ホームセンターで手軽に入手可能な敷き石に使う御影石のブロックを使用してみました。

<石焼き料理>

所要時間 約40分
材料費  約1500円(6人前)

<用意するもの>

炭コンロ  1台
木炭
敷き石用の御影石 2個

<食材>
お好みの魚介類
(今回は、鮭、エビ、アサリ)
長ネギ
だしの素
みそ

石焼き料理用の石

使用後の写真ですみませんが、これが今回使用した御影石です。ホームセンターで1個48円で購入しました。 玄関のアプローチなどに使用する敷き石です。焼き石料理には、 火山性の石を使用しないと加熱したときに割れてしまいますのでこの御影石はおすすめです。

石焼き料理

まずは、木炭を真っ赤に燃やして、御影石をその中に入れて真っ赤に焼けるまでじっくりと焼きます。

石焼き料理

お好みの魚介類を用意します。
だしが出るようにエビやアサリを入れてみました。

石焼き料理

秋の北海道では、鮭が旬なので入れてみました。
本来は、鯛やソイなどを入れると良いそうです。

石焼き料理

我が家の家庭菜園で栽培した有機無農薬の長ネギも入れ、粉末のだしを加えます。

石焼き料理

石が焼けて本当に真っ赤になってきます。

石焼き料理

その石を火バサミでつかみ、灰を吹き飛ばして鍋に入れます。

石焼き料理

入れた瞬間にジュワッと音がします。

石焼き料理

この分量で、石を2個入れます。
10秒ぐらいでもうぐつぐつと煮立ってきました。

石焼き料理

材料に火が通ったところで、みそを加えて出来上がりです。

秋のホームパーティーに、見た目も温かい石焼き料理はいかがでしょうか?身体が温まりますよ!

自宅から5分の川でヤマメ、ニジマス、アメマスが15匹つれた!

ニジマス

自宅から車で5分の途別川で、6歳の息子とはじめて渓流釣りに行ってきました。

カメラを忘れたので、つっているところの写真は撮れませんでしたが、爽やかな秋晴れの下、 息子にとってもとっても思い出深い釣りになったと思います。

午前中の約2時間くらいの間に、20センチ以上のニジマス3匹と30cmくらいのアメマス1匹、 10~15cmくらいのヤマメ11匹が釣れました。

ジャガイモ畑の間を流れる清流で、熊が出てくる心配もなく、子どもでも釣りやすい場所です。

釣れた魚たち

いくらをエサにして釣りはじめた瞬間に、体長13センチほどのヤマメが釣れたので、息子にはじめて竿を持たせてみました。

すると、簡単に魚が食いつくのでおもしろいように釣れます。

息子は、初めての釣りで釣れまくるので、とても楽しかったようでした。

私よりも息子の方が大きい魚を釣ったのが嬉しかったようです。

なんと、この川でアメマスをはじめて見ました。

息子が30cmくらいのアメマスを釣り上げたのです。

アメマスとヤマメを水槽で飼うことに

息子が家で飼いたいというので、ふた付きのバケツに魚を入れて、持って帰ってきました。

ニジマスは、大きいので近所の川にリリースし、思い出のアメマスとヤマメの小さいものだけをザリガニの水槽に入れてやりました。

アメマスとヤマメを水槽で飼うことに

ヤマメを水槽で飼うのは初めてです。

上手く飼うことができるか心配ですが、息子がとても喜んでいるので、しばらく頑張ってみようと思います。

阿寒湖で捕ってきたウチダザリガニ2匹が、ヤマメを食べようとしています。どうなることやら・・・。

アメマスとヤマメを水槽で飼うことに

でも、自宅でヤマメを飼うことができるというのは、嬉しいものです。釣り場が近くにないと、 なかなか生かして持ってくることができないでしょうから。

アメマスとヤマメを水槽で飼うことに

こんな初歩的な装置の水槽ではたして生きていけるのか分りませんが、様子を見てみます。

アメマスとヤマメを水槽で飼うことに

暇なときに眺めているだけでも癒されます。

アメマスはでかい!

アメマスは、でかい!

ウチダザリガニもアップで登場!

十勝に住んでいて良かったと思います。

2007年10月03日

ヤマメ飼育に挑戦すべく濾過装置を購入

既存のエアーポンプ

昨日から飼育をはじめたヤマメとアメマスですが、魚の飼育に詳しい会社のスタッフに聞いたところ、渓流魚は、 かなり水質がきれいでないとまずいとのこと。

見てみると、水槽にセットされていたエアーポンプのフィルターだけでは浄化できずあっという間にフンだらけになってしまっていました。

濾過装置

そこで、こうなったら「とことんやってやるぞ」という気持ちで、市内のホームセンター「ホーマック スーパーデポ」 に行って必用な機材、資材を購入してきました。

まずは、これ、外掛け用の濾過装置です。
価格は、1880円。意外と安くて良かったです。
サイズがM・Lとありましたが、能力が高いに越したことがないそうなので大きい方を購入しました。

濾過装置

参考のために裏面を掲載しておきます。

この濾過装置の特徴は、濾過槽が大きくいくつかのろ材を入れることができる点のようです。しかも本格的な他の装置よりは、 かなり安かったです。

濾過装置用のアンモニア吸着ろ材

今回、濾過槽に入れるろ材を2つ買いました。

ひとつは、アンモニア類を吸着除去してくれるろ材です。
ネットの情報によると、ヤマメは、アンモニアなどにも弱いので除去する必要があるとのことでした。

濾過装置用のバクテリア繁殖ろ材

もうひとつは、水の汚れをバクテリアに分解してもらうために、バクテリアの棲み家となるろ材を入れることにしました。

濾過装置用の濾過フィルター

濾過装置専用のろ過フィルターは、初回分だけ装置に付いてきました。

水取替え不要のバクテリア液

さらに、長期間水質を保持してくれるバクテリアの液も購入し、水槽に入れました。

カルキ抜き液

毎回、近所の川から水を汲んでくるのも大変なので水道水をすぐに使えるカルキ抜きの液も買ってきました。

濾過装置用の濾過フィルターを設置

装置内にろ過フィルターを入れます。

濾過装置用のろ材を入れる

ちょっと窮屈ですが、2種類のろ材を濾過槽に入れます。

濾過装置設置完了

呼び水を装置内に入れて運転開始!

吸い込み口

左上の吸い込み口から水がくみ上げられてます。

黒いスポンジ状のものは、小石などを吸い上げてポンプを傷めないようにするフィルターです。

元々この水槽は、阿寒湖で捕ってきたウチダザリガニ2匹を飼育していたものでした。彼らも環境の変化に戸惑い気味です。

濾過装置

吸い上げられた水は、ろ過されて手前に流れ落ちます。

濾過装置

滝のようになっていて、ヤマメには嬉しいのではないでしょうか。

濾過装置

流れ落ちてくると空気もたくさん取り込まれます。

水槽全体

小さい水槽に入れすぎのような気がします。

魚が弱ってきたら、早めに逃がしてあげようと思います。

 

アメマスに異常発生!!!さよならアメマス君。

アメマスに異常発生

飼育3日目の朝、アメマスの様子がおかしいのです。

弱って口をパクパク水面に出しています。

息子も心配

生まれてはじめてアメマスを釣り上げた息子も心配そう。

何といっても、このアメマスが大のお気に入りだったからです。

アメマスに異常発生

顔の近くにカビのようなものが生えているのを発見!

ネットで調べると、水温が10度以上になると様々な病気が発生しやすいとのこと。

本来は、冷たい水にすむ魚なので、静を冷やすクーラーをつけなくてはならないそうです。しかし、 とても高価な装置らしくそこまでお金をかけることができません。

ネットの情報で、毎日氷を入れて水温を下げて飼育していた事例があったので、氷を入れることにしましたが、このアメマスは、 これ以上弱る前に川に逃がしてあげることにしました。

アメマスに異常発生

バケツにすくい入れて、近所の川に行きました。

さよならアメマス君

息子の手で、川に放流!

さよなら、アメマス君。

さよならアメマス君

一度は、川の中央まで泳いでいったアメマスですが、もう一度こちらの岸までやってきました。 逃がしてくれてありがとうと言っているようでした。

息子は、少し残念そうでしたが、これであのアメマスがもっと大きくなったらまた合いたいなぁと言っていました。

アメマス君、元気でね!

2007年10月04日

ヤマメの餌ってなんだろう?

ヤマメの餌~イクラ

ヤマメ飼育3日目の夜、ヤマメたちが今まで何も餌を食べないことが分りました。

初日は、金魚の餌をやってみましたが、水槽のそこにたまってそのままでした。

翌日は、家庭菜園のブロッコリーの葉についている青虫を捕まえてきていれてみましたが、これも全然食べません。

そこで、この魚たちを釣った時の餌「イクラ」を入れてみました。

しかし、これも1日経っても全然食べていません。

ヤマメの餌~メダカ

そこで、生きた餌でなければ、水槽の底に沈殿して、そういう餌には興味がないのではないかという結論に達しました。

そこで、ホームセンターで、メダカを20匹購入しました。
10匹で198円、20匹で396円と結構安いものだなぁと思います。

メダカを投入

メダカを買って家に帰ると子どもたちは大喜び!

早速、水槽に入れてみました。

水槽にメダカを投入

水槽の中が、賑わっていて、見ているだけで楽しくなります。

しかし、我々が見ている間は、全然食べる気配がありません。
メダカもダメか!?

翌朝見ても、メダカが減っていません。

体長10cmほどの小さなヤマメたちには、メダカは、少し大きすぎるようにも見えます。

メダカが激減

しかし、その日の夜に見てみると8匹しかいません。
そして、その次の日の朝に見ると4匹になっていました。

やったー! 食べてくれたんだ!!!

遂に、ヤマメが食べる餌が分った喜びと同時に、
「ということは、これから餌代がどれくらいかかるんだ!?」
という、恐ろしさを感じるのでした。

1日10匹食べるとすると1ヶ月6000円くらいかかりそうです!

これはしんどい。

もっと、安上がりな餌を探さなくては!

2007年10月14日

簡単手作りバターレシピ

簡単手作りバターレシピ

先日、十勝管内大樹町にある、自然体験村「インカルシペ」さんに、私がダッチオーブン料理を依頼されお邪魔したときに、近所の 「夢いっぱい牧場」の社長さんが子どもたちとやった手作りバターの作り方をご紹介します。

<手作りバター> 

所要時間 約20分
材料費  約500円

<用意するもの>

空きペットボトル(500ml)

<食材> ※ペットボトル1本あたり

生クリーム 100cc (乳脂肪分のもの)
ノンホモ牛乳 100cc (搾りたての乳脂肪が浮いてくるもの)
塩 少々

※ノンホモ牛乳がなければ、生クリーム200ccでやってみましょう。

簡単手作りバターレシピ

<作り方>

まず、きれいに洗ったペットボトル(500ml)に、ノンホモ牛乳100mlと生クリーム100mlを入れます。

ちなみに、ノンホモ牛乳とは、ホモジナイズ(脂肪の均一化)をする前の搾りたての牛乳のことです。酪農家さんから分けてもらうか、 一部のスーパーや百貨店で購入可能です。(価格は、通常の牛乳の2~3倍はしますが)

市販の牛乳は、ホモジナイズといって、牛乳に含まれる脂肪球に圧力をかけ、細かくして均質化しています。それは、 搾りたての牛乳に含まれる脂肪分(生クリーム)が分離して浮いてしまうことを防ぐためです。

このようなホモジナイズされた牛乳からは、バターを作ることはできません。脂肪球が小さくなりすぎで固まらないからです。

今回は、近所の「半田ファーム」さんのノンホモ牛乳を分けていただき使用しました。

簡単手作りバターレシピ

しっかりとペットボトルのふたを閉めて、上下に激しく振ります。

振ります。

振ります。

ただひたすら振り続けます。

簡単手作りバターレシピ

疲れてくると、近くにあったハンモックに入れて振っている女の子たちもいました。

簡単手作りバターレシピ

これは、良いアイディアなのかどうなのか!?

要は、生クリームと牛乳の含まれる乳脂肪球が、振られることでお互いぶつかり合い、合体して大きな塊にすることがバター作りなので、 たくさん振ればバターになります。

欲張って、ペットボトルにたくさん牛乳と生クリームを入れすぎて、 振っても中身がジャバジャバいわないようならいつまで振ってもバターになりませんのでご注意を。

脂肪球同士がぶつかり合う衝撃が強い方が早くバターになります。

簡単手作りバターレシピ

条件が良いと、15分くらいで、突如バターが姿を現します。

一塊になるまで更に振ります。

簡単手作りバターレシピ

完全にバターと白いさらさらした液体に分離したら、ふたをあけて、白い液体を注ぎだして飲んじゃいましょう!

これが、いわゆる脱脂乳(無脂肪牛乳)です。

生クリームだけで作られた方の場合は、透明な液体が残るはずです。これは、乳清(ホエー)です。これも飲んじゃいましょう。

簡単手作りバターレシピ

ペットボトルの胴体をカッターナイフで切って、味を見ながら塩を数振り入れてスプーンでよく混ぜ、取り出します。

塩を入れる前と入れながらのバターの味の違いを味わうと、バターの美味しさを、塩がいかに引き立てているかがわかると思います。 塩が入る前は、バターの味がよく分りません。

出来立てのバターを、ダッチオーブンで焼いたジャガイモにつけて食べると最高です。

身体を使って頑張って作ったバターは、本当に美味しいですよ。

ぜひ、子どもたちとお試しくださいね。

 

2007年10月19日

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋をご紹介!

十勝のDIYer藤村さん

十勝在住のDIYer、藤村さんのDIYをご紹介します。

実は、春に取材させていただいたのですが、私の怪我などで掲載がとっても遅れてしましました。藤村さんすみません。

さて、藤村さんのお仕事は、消防士。
そして、学生時代から野球をやられていて、社会人の今でも続けられています。

伺った時には、家の前に煉瓦と芝生を敷くということで剣先スコップでジャリを掘っていました。

日頃から鍛え上げている肉体は、DIYの地道な基礎作業の重労働も難なくこなしてしまいます。

さて、今回は、藤村さんの自作自転車小屋をご紹介します。

写真に写っている右側のお洒落な小屋が、藤村さんオリジナルの自転車小屋です。左側は、キットで購入し自作された物置だそうです。 この物置を作られて自信と経験がついて右側の自転車小屋を作ることにしたそうです。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

デザイン的にとてもお洒落にできていますね!

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

ドアを開けるとこのようになっています。
ドアの開放を固定する点で多少難があるようですが、出し入れのしやすさを考えてあえて床を作らない構造になっています。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

基礎は、コンクリートの束石を使用。その上に2×4を3本束ねています。

もし、床を作るのであれば、2×8を使用しましょう。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

屋根の頂上部分の接合は、上の写真のようになっています。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

内部は、前後左右のゆがみを補強する筋交いが入っており、強度的にも充分。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

内部にまで塗装が施されており手間がかかっています。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

後ろ側もお洒落に仕上がっています。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

屋根の水切り部分が直接木を濡らす構造になっており、ここは、なるべく雨で濡れないようにする工夫が必要です。

例えば、屋根材を下側まで回りこませるなどするとメンテナンスがほとんどいらなくなるでしょう。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

キットで購入した物置の方です。
DIY初心者の方は、一度キットなどを作って経験を積むと、次からは、完全自作でいろいろなものが作れるようになってます。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

こちらの基礎は、同じくコンクリート束石に4×4を2段重ねです。

十勝のDIYer藤村さんの自作自転車小屋

運悪く、春の雪解け後に沈んでくる束石があり、水平を保つためにパッキンをはさめて小生されていました。

みなさんも、藤村さんの自転車小屋を参考にして、自分だけのオリジナルを作ってみてくださいね。

2007年10月20日

ダッチオーブンだから簡単旨い!採れたてかぼちゃと玉ねぎの丸焼き

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

<かぼちゃと玉ねぎの丸焼き>

所要時間 約1時間30分
材料費  約1000円(10人前)

<用意するもの>

ダッチオーブン 1台(12インチディープ)
ロストル 1個

<食材>

かぼちゃ 1個
玉ねぎ 小~中サイズ 10個
※お好みで、ジャガイモや栗など適当に


インカルシペ白樺

十勝の大樹町に自然と田舎暮らしを体験できる「インカルシペ白樺」というところがあります。
http://www.netbeet.ne.jp/~sirakaba/

そこには体験農園もあり、春に地元の子どもたちが種を蒔いたのですが、遂に収穫の秋を迎え、みんなで収穫祭を行いました。

私は、素材の味をそのまま生かすようなダッチオーブン料理の調理を依頼され、お邪魔させていただきました。

収穫

小学生の子どもたちが、隣接する農園に行っていろいろな野菜を収穫してきました。

収穫された野菜

色とりどりのジャガイモに、かぼちゃ、大根などなど・・・。

これらをダッチオーブンで美味しく調理していきます。

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

かぼちゃは、上の部分を切って、中の種をスプーンで取り除きます。
(今回は、カボチャが大きくふたが閉まらなかったので、高さ調節のためかなりきっています。)

ダッチオーブンの底に焦げ付き防止の「ロストル」(底上げ用の金網)を敷いて、その上にカボチャをのせます。

玉ねぎは、あえて皮付きのままにして入れます。皮の中に水分が閉じ込められて蒸し焼きになるからです。

隙間にお好みでジャガイモなどを入れてもいいでしょう。その場合、表面をタワシなどで洗い泥を取って、皮付きのまま入れましょう。

栗

拾ってきた栗があったので、アルミホイルに包んで一緒に焼くことにしました。

栗

この状態で、ダッチオーブンの中に入れます。

注意!
ダッチオーブンのふたがしっかり閉まっていることを確認してください。
材料が多すぎて、ふたが持ち上がっている場合は、中の水分が逃げてしまい、旨く調理できません。

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

1時間ほどかけてじっくりと焼き上げます。
炭火を充分に熾して、下3割、ふたの上7割の割合で炭火をのせます。

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

あとは、このまま1時間放っておくだけでOKです!

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

1時間後、ふたを開けて見てみると、良い焼け具合です。

玉ねぎは、皮が黒く焦げるくらいまで焼いた方が美味しいです。

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

かぼちゃを切ってみましょう!

ちなみに、かぼちゃの中に入りきらなかったかぼちゃの頭部を入れて焼きました。

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

中は、すっごく良い状態で焼けています!

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

玉ねぎも押せば潰れるくらい柔らかくなっています。

かぼちゃと玉ねぎの丸焼き

焦げた皮を2~3枚剥いてみると、ジューシーで甘い玉ねぎが出てきます。

そのままツルンと一口で食べちゃいましょう。

素材の味をシンプルに楽しむのなら、
ダッチオーブンがとっても向いています。
あなたもぜひ挑戦してみてくださいね!