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2007年04月10日

十勝にも春が来た!子どもたちは初自転車で大喜び!!!

自転車に乗って遊ぶ子どもたち

十勝にもやっと春がやってきました。

1週間ほど前は、静岡では30度を超える真夏日を記録したらしいですが、その頃十勝では、雪が降っていました。

でも、今年は、雪が少なかったので雪解けが早く、4月上旬に子どもたちも外で遊べるようになりました。

ということで、物置にしまっていた自転車を出して、タイヤの空気を補充し、近所の子どもたちと一緒に、 今年初乗りで大はしゃぎしてました。

自転車に乗って遊ぶ子どもたち

今年の春から保育所の年少になった娘も、頑張って自転車の練習です。

自転車に乗って遊ぶ子どもたち

お兄ちゃんのお下がりのため、青い色の自転車ですがブリヂストンのなかなか良い自転車です。

自転車に乗って遊ぶ子どもたち

息子は、去年ほとんど自転車に乗らなかったので、まだ補助輪をはずすことができません。
今年は、何とか近所の子どもたちと同様、補助輪なしで乗れるようになってもらいたいものです。

我が家の前の道は、住民以外の車が滅多に通らない場所なので、比較的子どもたちは安心して遊ぶことができます。

小学生の子どもたちはインラインスケート(ローラーブレード)や一輪車などをやっていたりもします。

これが田舎の良さかなと思います。

雪解け後の作業いろいろ

イルミネーション解体作業

我が家の芝生の庭もやっと顔を出してきて、冬に活躍したイルミネーションの撤去作業を行いました。 後ろにはまだまだ軒下の雪がありますが、急速に雪解けが進んでいて嬉しいです!

イルミネーション解体作業

針金をほどくのに1時間ほどかかりましたが、手軽にな方だと思います。 今度の冬はどんな風にしようかと考えたりもしながら作業をしていました。

長ねぎが終了

上の写真は、昨年の秋に長ねぎを乾燥させて家の中の物置に吊るしておいたものの残骸です。

10本ほど残っていますが、さすがにこの時期にはくさってしまいましたので畑の堆肥にしました。

でも、この方法で、冬の間は、ほとんど長ねぎを買うことなくすごすことができました。しかも、自家製有機無農薬の長ねぎです。

我が家の芝生

庭は、今こんな状態です。

芝生は、枯れた茶色をしています。

我が家の芝生

あと、1~2週間すると、緑色の新芽が出てきてグリーンの芝生に戻ります。

ねずみによる果樹の被害

例年ネズミに果樹の根元の樹皮をかじられるという問題があり金網で覆っていたのですが、 形状が複雑で覆い切れなかったプルーンの木の根元がまたかなりかじられていました。

ねずみによる果樹の被害

ネズミは、冬の間、雪の下の土を掘ってトンネルを作り、かなり広範囲に移動してエサを探します。

エサの少ない冬の間は、樹皮も貴重な食料なのでしょう。

しかし、何匹のネズミでこんなにかじるのだろうと思います。

去年被害のあった他の果樹は、しっかりガードをしていたので今回は大丈夫でした。

雪による果樹の被害

ガーデンハウスの横にあるさくらんぼの木に、屋根からの雪の塊が落ちて枝が折れてしまいました。

今年は、大雪の後、雨が降ったりと異常気象のために、例年落ちずに屋根の上で融ける雪が転がり落ちてきたのです。

雪による果樹の被害

冬の寒さのためか、8年目にしてまだこんなに小さい木です。

枝が折れて残念!

凍上による被害

十勝の冬のすごさをご紹介します。

凍上(とうじょう)という現象です。

冬の寒さで、地面の中が数十センチの深さまで凍り、水分を含んだ地面が数センチ盛り上がるのです。

凍上による被害

歩道は、凍結深度より深くに基礎があるため大丈夫ですが、ガレージの床のコンクリートは、4cmくらい盛り上がっています。

凍上による被害

1~2ヶ月すると元に戻ってきますが、これがDIYをやる上で厄介な部分です。

冬の間、雪に埋もれている場所は、雪が断熱してくれるので、そんなに深くまで凍らないですが、除雪してむき出しになる部分は、 かなり深くまで凍るようです。

2007年04月14日

「U・Iターン」で田舎暮らし、政府が本格支援へ研究会

田舎暮らしイメージ

「U・Iターン」で田舎暮らしを検討されている方は、多いと思いますが、さまざまな経済的負担から実現できない方も多いと思います。

ここで、朗報です。

政府が都市に生活の拠点を持ちながら週末だけ地方で暮らす「2地域居住」や、地方に生活拠点を移す「U・Iターン」 の支援に本格的に取り組む方針を固めたそうです。

私の周囲には、移住者が多いので、今後も移住関連情報を発信していきたいと思います。

 

<下記記事は、4月13日10時40分配信 読売新聞より引用>

 政府は12日、都市に生活の拠点を持ちながら週末だけ地方で暮らす「2地域居住」や、地方に生活拠点を移す「U・Iターン」 の支援に本格的に取り組む方針を固めた。

 優遇措置を設けることで団塊世代などの「田舎暮らし」を促し、農業などを通じた生きがい作りを支援するとともに、 資産や技能を持つ都市住民の地方移住を進めて地域間格差の解消に役立てるのが狙いだ。

 再チャレンジ担当の山本金融相の下に、有識者と関係府省による研究会を設置し、今夏をめどに基本方針をまとめる。研究会では、〈1〉 2地域居住の場合の移動交通費の優遇措置〈2〉二つの自治体で受ける行政サービスに応じた住民税負担のあり方〈3〉 関係府省や自治体がインターネットなどで提供している移住情報の一元化――などを検討する。起業支援、観光・ 金融分野など専門知識を持つ人材の移住促進策も課題となる見通しだ。 政府調査では2地域居住を希望する人が2030年に1000万人に達するとの推計もあり、支援策をまとめることにした。

 

 

2007年04月17日

白樺(シラカバ)樹液とは

シラカバ樹液の採取

飲んでよし、肌につけてよし。

今、シラカバ樹液が健康飲料や食材、化粧品の素材として注目を集めています。

それは、ミネラルが豊富で、保湿性に優れているためです。

シラカバ樹液は、4月の中旬の数週間しか採取できない貴重な自然の贈り物です。

シラカバが芽吹くために、長い冬の間眠っていた木々たちは、来たるべき春のために大地の水をぐんくんと吸い上げ始めます。

シラカバに穴を開ける

そのシラカバの木を切ることなく、幹に小さな穴をあけその水の一部を分けてもらいます。

幹の穴から静かに落ちてくる雫は、樹液という言葉から連想するイメージとは異なって、 さらさらして透き通っており一見すると水のようですが、飲んでみるとほのかに甘く、 また様々なミネラルも含まれたとても優れた自然の恵みです。

 北欧、ロシア、韓国、中国などの諸外国では、古来よりこの樹液を漢方薬や健康飲料として愛飲しています。 また近年ではこの樹液を利用した化粧品やお菓子などの開発も進められています。

 幹に穴をあけ樹液を採ってしまったら、 木が枯れてしまうのではないかと思われる方もいらっしやるでしょうが、その心配はまったくありません。 私たちは白樺が大地から吸い上げる水の、ほんの一部をおすそ分けしてもらっているのです。

シラカバの穴

そして本当に水が必要となる芽吹きの時期になると、 穴から流れ出る樹液はぴたりと止まってしまいます。

したがって私たちが樹液を採れるのはそれまでのわずか数週間に過ぎません。その後、 穴を木の栓でふさいておくと翌年までにはその穴はきれいにふさがってしまうのです。

上の写真には、去年までに空けた穴の後がご覧いただけると思います。

引用:インカルシペ白樺
http://www.netbeet.ne.jp/~sirakaba/jyueki/index.html

インカルシペ白樺産を取材!白樺(シラカバ)樹液の採取方法を伝授!!!

インカルシペ白樺

先日、十勝で、もう何年も前からシラカバ樹液を採取して販売されている、大樹町の 「インカルシペ白樺」さんを取材させていただきました。

「インカルシペ白樺」代表 米山さん

73歳の米山さんが10年ほど前に偶然所有することとなった立派なシラカバ林は、十勝・ 大樹町の山の麓にあります。

ここで、米山さんは、毎年4月の1ヶ月間、シラカバ樹液を採取し販売しています。

インカルシペ白樺」さんのHPはこちらhttp://www.netbeet.ne.jp/~sirakaba/

そこで、白樺(シラカバ)樹液の採取方法を教えてもらいました。

シラカバに穴を開ける

まず、 シラカバの根元から30~40cmくらいの部分に電動ドリルで直径1.5cm位の穴を開けます。 穴の深さは4cm程度です。

木くずを耳かきで取り除く

ドリルの木くずを耳かきで取り除きます。

アルコールで消毒

木の穴周辺をアルコールで消毒します。

ジョイント

ホームセンターなどに売られているホースのジョイントパーツを使います。

ジョイントも消毒

もちろんこのジョイントも消毒します。

ジョイントを穴に差し込む

このジョイントを穴に差し込みます。

ですから、穴を開けるドリルの直径は、このジョイントに合わせて選びます。

ホースをつなぐ

そして、このジョイントに透明なホースをつなぎます。

シラカバ樹液の採取

そして、それを容器につなぎます。

ここでは、ステンレス製のものを使用していました。

早朝にセットして、翌朝に回収します。
ひとつの穴で、その年の採取を毎日繰り返し行えるようです。

2日もするとすぐに樹液は発酵してきますので、翌日きちんと朝のうちに回収します。

特に樹液が多く採取できるのは1年で1週間程度とのことで、その時期には、 この入れ物にたっぷり採取できることもあるそうです。

樹液がでなくなったら、木の栓をして穴をふさぐと木が傷みません。