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2006年11月03日

大谷石を使った移動式石窯を組み立てる

大谷石を使った移動式石窯を組み立て

9月末に「日高青少年自然の家」で、 ダッチオーブン料理の講師を頼まれたときに、 せっかくなので石窯料理も披露することにしました。

私はダッチオーブン料理に専念し、友人の中川さんと小野さんにご協力をいただき、 移動式の石窯を組み立てて、鶏の丸焼きやピザなどをつくってもらいました。

ちなみにこの石窯は、知り合いから1万円でレンタルしてきたものですが、大谷石 (おおやいし)という石を切り出したものです。

今回は、中川さんの会社のユニック車で運んでもらいました。

この石は、いわゆる「軽石」の仲間らしく、内部に気泡がたくさんあり、断熱性に優れた石です。 通常この大きさの石を人間が持ち上げることなどできませんが、この大谷石は、大人2名で持ち上げることができます。

 

大谷石を使った移動式石窯を組み立て

まず、適度な高さになるように、写真のようなカゴなどを土台にして、 その上に大谷石を4本並べます。

それから、側面を立ち上げていき、天井に大谷石を並べていきます。

中川さん

大きな積み木のようなものですね!

大谷石を使った移動式石窯を組み立て

軽いといっても重いです。

中川さん、小野さん、お疲れ様でした!

大谷石を使った移動式石窯を組み立て

こんな感じで、組み立て完了!

大谷石を使った移動式石窯に火を入れる

中に薪を入れて、火をつけます。

大谷石を使った移動式石窯に火を入れる

空気の流れがスムーズでないとなかなかきちんと燃えないことがあります。

まゆちゃん

中川さんのお嬢さんのまゆちゃんです。

中川さんと知り合った頃はまだ生まれていませんでしたが、月日の経つのを感じてしまいます。

いろいろとお手伝いをしてくれていました。

どうもありがとう!

大谷石を使った移動式石窯に火を入れる

火加減の管理は、小野さんにお任せです。

いい感じに燃えてきました。

大谷石を使った移動式石窯

今回は大きなものを焼くので、手前の石が邪魔になることに気付きました。

大谷石を使った移動式石窯

急遽、コンクリートブロックを買ってきて、差し替えました。

1時間以上焼いて、石窯の内部に熱を蓄積させます。

大谷石を使った移動式石窯

蓄熱したら、ふたをして、熱が逃げないようにします。

ちなみに、内部ではガンガン火が燃えていますが、石窯の外側に触っても全然熱くありません。 「大谷石」は、すごい石です!

(次回は、この石窯で鶏の丸焼きの紹介です)