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2006年04月15日

自作ガーデンハウス奮闘記 1 「ガーデンハウスとの出合い」

あれは、自宅を新築した翌年のこと。

建築業者のミスで、 家の基礎が予定していたところよりも1mずれていたことのお詫びにもらったツーバイ材がごそっと余っていまして、 ブルーシートをかけて家の裏に積んでおいたのですが、 アリがツーバイ材の隙間に巣を作って家の中まで浸入してくるという事件が起きました。

ツーバイ材は、かなりの量がありましたので、他に置いておける場所もありませんでした。

数年かけてゆっくりそのツーバイ材を使っていろいろな物を作ろうと考えていたんですが、 急遽使ってしまわなくてはならない状況になったのです。

何を作ろうか迷っている時、たまたまガーデンエクステリアの展示場の横を通りかかりました。 そして、はじめて見る、しかも、オシャレな建物が目に入りました。

六角形の建物は、 グリルハウスという名前のガーデンハウスでした。

↑これです。

一目見てすっかり気に入ってしまいました。

「こんなのが庭にあったらいいなぁ~!」

内部を覗くと、中央部分に火を焚けるバーベキューコンロみたいなものが置いてあり、 その周囲をベンチのようなイスが取り囲む形になっていて、最高!

オマケに、トナカイの毛皮や小物がついています。

さて、値段を見てびっくり!

キット     130万円
施工込み  200万円

これは、庶民が持てるものではありません!

落胆していたのですが、よくよく内部を見てみると、いたってシンプルな構造なんです。

「そうだ! あのツーバイ材で作ってみよう!」

その日から10回以上もそこに通い(買うことを検討しているようなことを言いながら)どう作ればいいのかを観察しまくりました。

そして、家に帰り、構想図のラフスケッチや図面を描いたりしていきました。

2×4建築の素晴らしいところは、 建物の面のパーツを作ってからそれらを結合して立体的に仕上げていくというシンプルなもので、考え方は非常に簡単でした。

事前に頭の中で、必要な物や工程の順番などをシュミレーションして、スケジュールを立てました。

そうして、いよいよ製作に取り掛かることになりました。

(つづく)